大規模な分譲マンションでは定期的に消防訓練・緊急時の対応に関する講習のようなものがあります。
南口不動産の入ってる市川南のパークハウス市川で消防訓練がありました。
消火器訓練
消火器は黄色いピンを引き抜いてレバーを握ると消火用の粉末が発射されて、初期の火災であれば消し止める事が可能になります。
消防署の方のアドバイスとしては、焦って火元につく前にピンを抜いてレバー握ってしまう方がいるそうですが、一度噴射すると止めることはできないため、火元に着いたころには殆ど薬剤が残っていないという事があるそうです。
必ず落ち着いて、火元に到着してから消火器を使用しましょうとの事でした。
地震体験車
新潟県中越地震が体験できる、地震体験車にも乗る事ができました。
新潟県中越地震は2004年に発生したマグニチュード6.8 震度7の直下型地震です
マグニチュードと震度の違い
マグニチュードはその地震自体の大きさを表しており、
震度は観測箇所の揺れの大きさを表しています。
震度7は座っているだけでもイスから振り落とされそうな程の揺れなので絶対に普通に立つ事はできません。
壁にかかっているもの、棚に飾ってあるもの、食器棚の物などは確実に落ちたり割れたり壊れたりします。
人口呼吸 AED
倒れた人を見つけた際の説明を受けました。
倒れている人を見つけた場合、危険な場所に倒れている場合は安全な場所に動かしましょう。
とにかく周囲の人を呼び、緊急通報をする人、AEDを持ってきてもらう人、心臓マッサージを交代する人を確保する事が大切です。
息をしていなければ心臓マッサージ、人工呼吸は感染症のリスク等があるので、何らかの病気になってもいい人と思える人だけ行うようにしましょう。
心臓マッサージだけでも十分効果はあります。
胸の真ん中を深く沈み込むまで心臓マッサージすることで、肋骨にヒビが入ったり折れたりするそうですが、心臓マッサージはそういうものなので、強くやってください、むしろ肋骨が折れるくらいでないと効果はないですとの事でした。
AEDは心臓の鼓動がおかしい(心室細動)時に電気ショックを与え正常な鼓動に戻す働きをする救命機器です。
心臓が正常に動いている場合や、完全に止まっている場合には使用できません。
使用方法は絵と音声ですべて指示が出されるのでそれに従えば問題ないという説明でした。
また、AEDを使用した後もすぐに正常に鼓動が戻るわけではないので、心臓マッサージは必要になるので、できるだけ心臓マッサージを絶やさぬように行い続ける事が大切なのだそうです。
(AEDが電気ショックを与える前に心拍を図るので、その際は心臓マッサージはしてはいけません、診断結果に齟齬が生まれてしまいます。)
災害用トイレを見学
災害用のトイレを見学しました、穴を掘った所に排泄物を落とす形なので、穴さえ掘ればいくらでも設置できるというメリットがあります。
まとめ
消防訓練を通じて、緊急時に何をすればいいのかを簡単に知る事ができました。
今後、いつか本番に遭遇した時にこの経験が生かせればと思います。